スケールを別の視点から捉える
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰを基礎から練習しています。
キーはCに統一し、Dm7-G7-C△7で練習します。
Cのキーに統一することでシャープやフラットを考えることなく全部がピアノでいう白鍵盤に統一されるので頭の整理がしやすいです。指盤の押さえる位置に集中して練習出来ます。ギターの特徴としてフレットごとに半音刻みで統一されているのでCで覚えた指運はフレットの開始位置をずらすだけで他のキーに対応出来ます。
具体的な練習方法
①コードごとにモードを分けて演奏する
いわゆるコードトーンを追う練習やコードトーンを意識して練習することです。
Ⅱのコード上でドリアンスケール、Ⅴのコード上でミクソリディアン、Ⅰのコード上でアイオニアンスケールを弾きます。この練習はスケールが別々に存在しているかのような錯覚になります。本当は全部メジャースケールです。
②メジャースケール、マイナーペンタトニックで弾く
1つのスケールで引き倒すとコード上にメロディーとして流れていくのが分かります。
でもコード進行を意識しないと演奏を見失ってしまいます。アヴォイドもあるので何でも弾いていいわけではない。
③フレーズやリックを演奏する
フレーズやリックを演奏することで華やかになります。一方テクニックに頼りがちで何をしているのか理解しないと対応が難しいです。また繋げ方も重要です。
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰの練習でも自分が何を練習して何をしたいのか明確にして、コードトーンをただ意味なく追っても成長は難しいです。コードがありモードがありスケールがあり全ては一体です。
毎日の練習でちょっと視点を変えたり捉え方を変えると新しい気づきがあります。