全ては循環する
与えることは受け取ることだといいます。
お金や物など、物質的なモノとして捉えると混乱するかもしれません。
与えるということは、
”まず与えるだけの余裕が自分の中にあり、 自分の持っているものを他人に渡し、その人のものとしてあげる ”
ことです。受け取るということは、
”人の役に立てたことで自分自身が幸福に満たされる”
ことです。与えることと受け取とることは同時に起こります。
与え上手は受け取り上手といいます。
与えることで自分から何かが欠けると思ったり、他人からもらうことは相手から何か奪うことだと感じたり、裏があるんじゃないのかと勘繰る行為は自然じゃないです。
名声・人望・栄誉などは他人に与えることで得ることが出来ます。
どんな才能も自分1人で堪能していたら何の価値もなくなります。
コインの表と裏のようにそこに存在します。
”心から人の役に立とうとすれば結果として自分自身のためにもなるということは、
人生における最も美しい報酬のかたちである”
哲学者のラルフ・ウォルドー・エマソンの言葉です。
教えることは2度学ぶことだという言葉もあります。一見真逆のようで切っても切れない陰と陽の関係にあります。
本当はそこに気づくことが幸せのヒントなのかもしれません。
何にもないけれどそこにはあって、何かあるけれどそこには何もなくて。
全ては裏と表で繋がっていると思うと面白いです。
音楽のサークルオブフィフスや裏コードなんかもそうです。
地球の仕組みがまさしくそうです、ずっと左に行けばやがて右にたどり着きます。
てことで損していると思ったり、奪ったりしないことです。
損してると同時に何かを得ています。奪うことで奪われます。
まずはそこに幸せのヒントが隠れている気がします。