じっくり時間をかけること

世の中の流れが早く、また効率が重視される中、自分達の生活そのもののテンポも早くなってきました。

現代人は最も忙しいと言われます。でも忙しさを自分たちが選択しているのも事実です。

ちょっとした隙間時間さえスマホをつつき、ほぼ何もしない時間が存在しなくなりました。

ひどい人はトイレや、人との会話中でさえスマホをつつきます。

とにかく暇や空間を見つけては何かしらのガジェットで隙間を埋めます。

どこでも何でも出来るようになりました。

漫画も映画も音楽も小説もニュースも友達もスマホ1つに納まっています。

この生活に慣れてくると、快適さや効率の良さを最も重視しがちです。そして何か1つに集中する能力が欠けていきます。全ては、何かをしながらではないと気が済まない。クラシック映画の上映3時間は現代人には耐え難いです。

すぐに答えが出ないものや、面倒なこと、時間のかかる仕事は無駄、効率が悪いと煙たがられます。

効率を重視、快適さを重視するあまり思考能力が欠け、いわゆるコピペのような人になります。

テクノロジーの進化は人間の誇るべきものです。ですがこれが2極化を生みます。

ボタン1つで何でも出来るものを開発した人とボタン1つで何でも解決する人は雲泥の差です。

それを忘れてはいけないと思います。ボタン1つで何でも解決する側になってはダメです。

効率や快適さも大切ですが、試行錯誤し失敗しながら経験する泥臭さも大切です。

というか本物のアートやアイディアは効率や快適さの他にあると思っています。

僕はこの忙しい現代人だからこそ、何か1つゆっくり時間をかけて熟成させるものを1つ持つといいと思います。それが個性になり、貴重な価値になります。

SimpleLife

Posted by ganchan